ストリートビューの撮影に必要な作業と手順をまとめました。他の動画やサイトでもまとまった情報が載っておりますので、困ったときはそちらを参考にしてください。こちらには、私が実際に試してみてなんとかうまくいった方法が載せてあります。カメラやスマートフォンのバージョンでうまく動作しないことがあると思います。
Insta360 X2での撮影
- カメラのセットアップ
- カメラとスマートフォンの設定は次の通りとします。
- カメラ:動画モード、画素数:4K, フレームレート:30FPS, ホワイトバランス:AUTO
- スマートフォン:Insta360 appをダウンロードします。
- 詳細は「撮影機器」をご確認ください。
- GPSリモートリモコンと接続
- GPSリモートリモコンとカメラの電源を立ち上げます。
- 新規接続の場合は、リモコン側を待機状態にします。カメラ側は「基本設定」→「Bluetooth制御」→「Insta360 GPS Remote」を選択します。
- GPS リモートリモコンの、右上のカメラアイコンが表示されていることと、GPSが電波を受信していることを確認します。
- 撮影開始
- 投稿したい開始ポイントまで移動します。
- GPSリモートリモコンのGPSとカメラが接続されていることを再確認します。
- カメラのモードが動画になっていることを確認します。
- GPSリモートリモコン、またはカメラ本体の撮影開始ボタンを押し、撮影を開始します。
- この時、撮影するための機材や撮影者が全体の30%未満になるようにカメラ位置を設定します。
- 撮影中にGPSリモートリモコンとカメラの接続が解除されていないことを確認します。
- 終了ポイントまで来たら、撮影停止を押して撮影を終了します。
- 撮影した動画の確認と変換・アップロード
- スマートフォンのInsta360 Appを立ち上げます。
- 「ファイル」から対象となるファイルを選択します。
- 「書き出し」から「360°」タブのGSVアイコンをクリックします。
- エクスポートが終わるまで待機し、終了したことを確認します。
- この時に、GPS情報や画素数が足りない場合は警告が出ます。GPS情報に関する警告は、補正ができないため諦めて再度撮影することになります。
- アップロード
- Wifiの接続をカメラから通常のネットワーク接続(無線LAN)に切り替えます。
- エクスポートが終了すると、Googleアカウントへのログインを求められます。自身のアカウントでログインを行なってください。
- Googleアカウントへの認証が終わると、自動的にGSVにアップロードが開始されます。
- アップロードが完了したことを確認します。
- GSVSでの確認
- 以下のURLから自身のアカウントでログインし、アップロードしたデータを確認します。
- 審査が完了すると、ステータスが「処理済み」となります。また、メールでも処理が終了したことが連絡されます。
- 処理済みになると、ストリートビューに公開されてアクセス可能になります(アップロードから”処理済み”になるまで3日程度かかります。
- 注意事項
- 撮影した動画は編集し、始点と終点を変更することができます。
- Insta360には複数の撮影モードがあります。私がGSVにアップロードを確認できているのは、通常の動画モードです。タイムラプスは状況によっては使えるようですが未確認です(研究中)。タイムシフト、バレットタイムは対応していません。