嵐山渓谷(槻川 埼玉県)を撮影しました

目次

嵐山渓谷とは

 嵐山渓谷は、埼玉県を代表する景勝地の一つであり、槻川沿いに位置しています。この渓谷は、岩畳と清流、周囲の木々が織りなす美しい景観が特徴です。特に、大平山から伸びた細原と呼ばれる場所では、川の流れが180度大きく蛇行し、半島のような独特な地形を作り出しています。

歴史

 この地は、かつて秩父の長瀞岩畳に例えられ「新長瀞」と呼ばれていたこともあったようです。しかし、昭和3年(1928年)に、日本初の林学博士である本多静六博士がこの地を訪れ、渓谷の風景が京都の嵐山に似ていることから、「ここは武蔵の国の嵐山だ」と述べたことが地名の由来となりました。このことが評判となり、多くの観光客が訪れるようになり、昭和10年(1935年)には最寄りの駅も「武蔵嵐山駅」と改名されました。また、昭和14年(1939年)には、歌人の与謝野晶子もこの地を訪れ、渓谷をテーマにした29首の歌を詠んでいます。

自然

 嵐山渓谷では、春には新緑、秋には紅葉が楽しめます。特に、紅葉の見頃は例年11月下旬から12月上旬で、細原と呼ばれる場所が最も紅葉が美しいとされています。遊歩道が整備されており、川沿いを散策したり、飛び石を渡ったりしながら、自然を満喫できます。渓谷には、冠水橋など、景観を楽しめる場所もあります。

楽しみ方

  • 遊歩道散策: 渓谷沿いには遊歩道が整備されており、紅葉を楽しみながら散策ができます。
  • バーベキュー: 渓谷の下流部には嵐山渓谷バーベキュー場があり、河原でバーベキューを楽しむことができます。バーベキュー場では、バーベキュー用具のレンタルや食材のセット予約も可能です。
  • ハイキング: 大平山へのハイキングも楽しめます。山頂からは、渓谷や周辺の景色を一望できます。
  • 写真撮影: 渓谷の美しい景観は、写真撮影にも最適です。特に、紅葉の時期には、水面に映る紅葉が美しいです。

周辺施設

 嵐山渓谷の周辺には、以下のような観光スポットがあります:

アクセス

  • 電車: 東武東上線「武蔵嵐山駅」から徒歩約50分、またはバスで約10分。
  • : 関越自動車道「東松山IC」または「嵐山小川IC」から約15分。

その他

 嵐山渓谷では、例年11月には「嵐山渓谷紅葉まつり」が開催され、様々なイベントや出店を楽しむことができます。また、バーベキュー場の付近では美化活動も積極的に行われており、綺麗な環境が保たれています.

投稿

青線

ストリートビュー

管理人

Hiroのアバター Hiro 管理人

誰のために何のために役立つか分からないことでも、楽しい、新しいことに夢中になるのことは、何歳になってもできると思っています。

コメント

コメントする

目次