Theta Xの試運転の感想(良かった点)

久しぶりのThetaシリーズ

年末のセールに購入したTheta Xですが、近所で使用感を確認すべく試し撮りしました。Theta Sは数年前に購入し、360°写真の楽しさを教えてもらったThetaシリーズへの里帰りとなります。

Insta360 One X2を愛用していた身としては、操作感やガジェットとしての扱い方にだいぶ違いがあり、まだまだ慣れるまでには時間がかかりそうです。今回は、試し撮りの結果と、Insta360シリーズとの比較を行ってみたいと思います。

本体にGPSが内蔵されている

Theta Xは360°カメラの中でも数少ない本体にGPSが搭載されている機種です。Google Street Viewへの投稿を決めた時、選択肢としてTheta Xが1番候補ではありました。最終的にInsta360 One X2を選んだのは、いくつか理由がありますが、GPSが内蔵されているか否かは最後まで頭を悩ませた点ではありました。

今回、Theta Xで試し撮りした際に感じたことは、「GPS内蔵は最高!!」という点です。Insta360 One X2はGPSが別装置(GPSアクションリモコン)となっており、撮影開始前にきちんと測位できているかが不安な点でした。また、GPSアクションリモコンがInsta360 X3, X4への接続が基本となっていることが原因なのか、挙動がやや不安定な印象が否めませんでした。

Theta Xの場合は、本体にGPSで測位できているかがはっきりと分かりますし、今のところ不安定な挙動は見られていません。GPS情報の不安から解放されるというのは、かなりストレスが軽減します。

GSVに適した撮影モードが選択できる

Theta Xの動画撮影モードには8K 2fpsというモードが搭載されています。この動画は、GSVへの投稿用として当初はプラグインとして設計されたものが、ファームウェアアップデートで正式に実装されたものです。GSVへの投稿では、撮影頻度と移動速度が関連しており、高速で移動する場合には撮影頻度は高く(高fps)で撮影する必要があります。一方、低速で移動する場合には低fpsで撮影しても大丈夫(高fpsでも良い)なので、メモリの節約やバッテリー消費の観点でメリットがあります。

この2つのモードは普通に再生するとカクカクしたコマ送り動画のように見えますし、本体やスマホでファイルの再生ができないため、動画を確認するためにはPCで行う必要があります。

実際に2つのモード(で近所を撮影してアップロードしたところ、問題なく処理ができました。この時はいずれもママチャリ(時速12kmぐらい?)での撮影でした。

まとめ

Theta Xは、さすがRICOHさん!と納得できる製品にまとまっており、今後の360°生活に一役買ってくれると期待しています。次回は、Theta Xの気になったところと、私が撮影する場合の課題についてまとめてみたいと思います。

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誰のために何のために役立つか分からないことでも、楽しい、新しいことに夢中になるのことは、何歳になってもできると思っています。

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